ご存知でしたか?タイヤを長持ちさせるには、たった2つの方法を実行するだけで、タイヤ交換するタイミングを延ばす事が出来るんですよ!

車は、3万点以上の部品の集合体から成り立っています。タイヤは、その中で唯一、地面と接する部品であり、消耗品でもあります。

消耗品のタイヤの寿命は、使用回数や使用条件に因って異なりますが、だいたい平均寿命が約3年ちょっとの間は部品交換をする事なく経過します。(パンク修理が不可の場合を除く)

実は、この3年ちょっとの期間を更に延ばす事が出来る方法が2つあります。それを実行すれば、タイヤの寿命をもっと延ばす事が出来ますのでご紹介しますね。

 

1、月に1回で良いので、空気圧の調整をしてください。

ガソリンを給油する回数は人によって違うと思いますが、みなさんは1ヶ月に何回給油されてますか?その内の1回で良いので、タイヤの空気圧も一緒に点検してください。その理由は、以下の様にあるからなんですね。

タイヤの空気は、何もしなくても自然低下するんです。

例えば、風船をイメージしてください。風船の表面は、ゴムで出来ていますよね?その風船は、時間経過と共に数日経てば萎んでしまいますよね。これは風船内部の空気が、風船の表面を通過して空気が外部に漏れるからなんですね。

この現象は、タイヤにも同じ作用が働きます。風船よりかはゴムの質層が厚いですがタイヤも同じゴム素材品ですので、ゴム表面を通り抜けて空気が外部に漏れてしまうからなんです。低下する量は、1ヶ月で約0.2 ~ 0.3kPa 程度ですが、そのまま何ヶ月もタイヤの空気圧点検をされていないと、燃費の悪化・乗心地の悪化・タイヤの異常磨耗・バースト(破裂)等の原因にもなりデメリットだらけですので点検をお願いします。

当店でも空気圧点検は無料で行ってますし、お近くの自動車関連施設等でも実施してくれますので快適なカーライフを楽しんで頂く為にも、1ヶ月に1度の点検をお願いします。

 

2、定期的な位置交換(ローテーション)をする事で、タイヤの減り方を均等にして、タイヤを長持ちさせる最も効果的な選択肢です!

ローテーションって言葉を、ご存知でしょうか?

フロントタイヤとリヤタイヤの取付け位置を、定期的に交換する事を意味します。最近の車は、フロントタイヤ側が主軸となって車を引っぱっています。これに対してリヤタイヤ側は、引っぱられているので転がるだけの状態です。

しかもフロントタイヤ側ではハンドル操作も担っていますので、タイヤにかかる負担は大きいんですね。このまま使い続けていると、走行距離にして約2万㎞ちょっとでフロントタイヤの減りが半分くらいに減っています。転がるだけのリヤ側は、それほどタイヤは減ってない状態です。

このままにしておくと、先にフロントタイヤだけが交換時期を向かえてしまいます。そうなる前に対策をしておくと、タイヤ交換をする出費を抑える事が出来ます。その対策が、ローテーションなんです。

 

このローテーションは、タイヤ交換をした後が重要になって来ます。ローテーションを実施するタイミングは、走行距離で判断するのがベストです。当店では、交換後から1万㎞を目安にローテーション実施の案内をさせて頂いております。