自分が経験しているから、同じ境遇の人の気持ちが分かる。 ~後編~

2016-08-14

自分が経験しているから、同じ境遇の人の気持ちが分かる。

こんにちは
タイヤ・コーディネーターこと、まさTYREの田中です♪ (・∀・)ノ

 

友達が、突如の爆弾発言をして思い出した話を綴ってます。このブログは、先日のブログの続きになります。前回のブログ内容は、こちら
では、続きをどうぞ♪

 

 

自分が経験しているからこそ言える事があるし、その言葉には、リアルさがあるし、相手の境遇にも触れられるのだと思う。

会社員を辞めたのは良いけど、そんなこんなで色んな事がありました。奇しくも、時はリーマンショックの煽りを受けていたので、仕事は無かったです。正確に言えば、自分に出来る仕事が無かった感じです。

 

30過ぎのアラサー男子。10何年と現場でしか仕事をして来ていないのですから、雇用する会社側としても即戦力が欲しいのは分かります。まして、年齢を重ねて行くと、人からのアドバイスとかを素直に受け入れにくくなり兼ねませんよね。拘りがあると言えば格好は言い響きですが、はたから見れば我流だったり、意固地な印象を受けるだけです。

 

結果、当時のボクに何が出来るのかを考えた末が、今の状態になっています。貯金もしていないに等しい手持ちのお金。前年度くらいあった年収が、一気に半額以下。そんなヤツに、銀行も国金も、お金の融資なんてしてくれる訳もありません。マジで無一文ですし、ノーブランドです。そんなヤツに、誰が相手してくれるでしょう?どの会社さんが相手してくれるでしょう?(笑)

 

独立後に、ボクはそれらを直ぐに目の当たりにする事が出来ました。そして、真っ先に気付けたのは、〝 人からの信用を得る事の大切さ 〟これを真っ先に、社会から身を以って経験させてもらえました。それでも、いまだにトチル時はあります   にんげんだもん

 

結果し、ボクは個人事業主としてやっていますが、会社の規模は弱小です。(笑)
儲けるからやっているのでは無く、結局この業界に携わっているのが好きなんですよね。最初、タイヤ屋ですと自己紹介すると、『 2代目さんですか? 』とか言われた事がありましたが、ウチの実家は、普通のサラリーマン家庭です。愚息が、勝手に好き勝手にやってるだけです♪(笑)

 

今のボクが存在するまでには、こんな経緯がありました。バックボーンを失った1人の無名の人間を助けてくれたのは、今のボクを支えてくれているのは常連のお客さんと同業者の仲間たちです♪だからボクは、彼らの力になりたいと常に思っています。実際には、出来る事も限られていますが、でもその想いに何の曇りもありません。

 

信用される喜びと、嬉しさ。それが経験できた独立初期の頃。

母艦を失った状態のボクを助けてくれたのは、ブログでつながりを持たせていただいた県外のショップさんでした。その方のご厚意で、その後は様々な業界関係者の方々と面識を持たせてもらえるまでに発展しました。

 

四国在住のボクは、意を決して、その方々に会いに行くことをしました。あれは、世の世間様がGWとして連休を満喫する中に、巡業したのを覚えてます。そして、実は訪問させて頂いた方々も、連休中にわざわざお店を開けてくださったのを後になって気付きました。その節は、お休みのところ二つ返事で快諾して頂き、大変ありがとうございました。(苦笑)

 

お会いした中で、もっとも今も心に残っている言葉をかけてくださったのが、広島県にあるK社長の言葉です。社長は、既にご自分でお店をされている方なので、ボクからすれば大先輩の域の方になります。そんな方が、ボクにかけてくださった言葉が、

『 我々、小さなお店を経営している者同士、お互いがお互いを助け合わなければ生きていけない。これからは、横のつながりが大事ですよ♪ 』

K社長は、その様な言葉をかけてくださいました。その信念に基づいて、初対面のボクなんかでも相手にしてくれたのだと思います。
逆に言えば、こんなボクでも見ず知らずの人に信用されているって事に気付けました。

 

image

支えてくれる仲間が居てくれるから、自由に羽ばたける様になれました♪

 

社長にかけて頂いたその言葉があるからこそ、ボクは仲間の大切さを改めて知る事ができました。仲間の存在が大きく影響しているから、先日の山口県にも手伝いに行きたいと思ったんです。

 

そういった経緯の中で、まさTYREは誕生しました。そして、今も継続中です。辞めてしまうのは簡単ですが、こうして沢山の人たちに支えられているから、今度はボクが沢山の人たちを支える番だと思っています。

 

今、爆弾発言をした彼は、不安の窮地を彷徨っているのかも知れません。どんなに仲間だと言っても、厳密に言えば他人事に過ぎません。ボクに出来る事も、たかが知れてます。それでも、彼が彼なりの答えを見つけ出すまでは、その答えに導かれても、ボクは彼の力になり続けようと思っています。

 

最後に、悩める子羊の彼に向けて言わせてください・・・

 

大丈夫!あなたになら、きっと全てが叶えられるし、上手く行くよ。だって、あなたのこれまでの行動をボクは遠くから見ているから、知っているもん♪だから、大丈夫だよ!