タイヤが、また値上がりするってよ・・・(苦泣)

2022-07-16

 

9月1日以降から、再度タイヤの販売価格が改訂されます!

かなりサボリ気味のブログを更新する内容が、毎回 【 タイヤ販売価格の改定 】って事のお知らせばかりで、何か物凄く申し訳ない気持ちです!(泣)

 

こんにちは!
砥部町高尾田でタイヤとホイールの販売をしています、タイヤ・コーディネーターこと、まさTYREの田中です♪ (・∀・)ノ

 

今日のお題を、早速。。。

今年の春先に、国内タイヤメーカーが出荷価格を改定(実質、店頭の販売価格を値上げ)しました。この時の上げ幅は、概ね10%程の改定率でした。これは、去年頃から続いている石油関連に伴う原材料の高騰が大きな要因となっていました。

 

他にも、世界的に蔓延したコロナウィルスに因る外的要因の影響もありました。それが故に、本来は価格が比較的安価だった輸入タイヤの流通価格も変動(こちらも、実質の値上げ)や、コンテナ不足に因る流通在庫不足と重なったり、色んな弊害が起きてます。しかも、未だ一部では現在進行形で納期未定の回答が解消されないタイヤもあります。。。

 

そこに追い打ちをかけるかの様に、ロシアがウクライナに進攻したのが2月の終わり頃でしたよね。この頃は、数週間から半月程度で撤退するのでは無いかと思っていたのですが、最悪な事にかなりの長期化してるのは皆さんご存知の通りです。

 

これがキッカケで、ロシアからタイヤを造る際に必要なカーボンブラックが品薄になっているそうです。今年の4月以降だったかな?国内の主要タイヤメーカーに在庫問合せをすれど、全部 『 すいません、欠品で在庫がありません。納期未定です! 』って回答を連チャンでもらいました(もう笑うしかなかったです、本当にw)

 

それから数週間経っても状況は変わらずで、こっちもシビレを切らして『 何のサイズなら、あるんでェー!! 』 と叫びたくなった事がありました(w)

 

今年の秋口以降には再度タイヤの価格がまた改定(値上げ)する動きが確定しちゃったようです。

 

春先の価格改定では、各社軒並み10%程の値上げとなりました。改定後も石油関連の価格高騰が鎮まる気配もなく、業界内ではにわかに年内にまたあがるんじゃね?なんて話は各方面から聞こえてはいましたが・・・リアルに、同年内に、2回も改定されるとは思いもよらなかったのがボクの本音です(泣)

 

現状では、ブリヂストンとダンロップファルケンが価格改定のプレスリリースを発表しています。

ブリヂストン  国内市販タイヤの値上げについて

住友ゴム工業  国内市販用タイヤおよび関連商品の値上げについて

 

今のところ、プレスリリースされているのは2社だけですが今後、各社も追従するのでは無いかと思われます。今回の価格改定幅は、おそらく2~5%以内の範囲では無いかと予測してますけど・・・寧ろ、2~3%以内であってほしいと個人的には考えていますが、まだボクの手元に詳細の案内は届いていないので分かり次第随時お知らせいたします。

 

 

今後のタイヤの展開について、個人的に思う事

ここからは、超~個人的に思う事なのですが・・・

原材料高騰云々って言うのは致し方ない部分もあるし外的要因で左右されるのですけど、そもそも国内タイヤメーカーに関しては言えば、タイヤの種類が多過ぎるのでは無いか?って疑問を感じています。タイヤ屋が、そんな事を言うなって話なんですけどねw

 

ひらたく言えば、大体各メーカーそれぞれ 松・竹・梅 の3ランクで製品をリリースしているのですが、梅のランクを消して、竹に統一して良いんじゃねーか?って思うんです。

 

例えば、軽トラックのタイヤ。
昔の軽トラックのタイヤサイズは、145R12  6PR ってのが主流でした。でも、ここ数年の新しいモデルの軽トラックのタイヤサイズは、145/80R12  80/78N が主流となっています。

 

これが、ややこしい立ち位置にあって、それぞれ表記違いのタイヤの混用は避けてくださいってなるんですね。
例えば、前輪の右側に145R12、左側に145/80R12、この組み合わせはNGなんです。
前輪の左右共に145R12、後輪の左右共に145/80R12、この組み合わせならOK♪ 若しくは、全輪4本共に145R12  or  145/80R12 で統一するのもOK♪

 

こんなややこしい仕様になるくらいなら、サッサと旧規格のタイヤサイズを廃盤にして、生産コストを最新モデルに集中させた方が良いんじゃないの?って思ったりするのです。(タイヤ屋が、それ言っちゃあ終わりだろう!って自分でツッコミたくなる話だけどw)

 

最近、時事ネタで耳にする機会が多いかと思いますが、SDG’S。この中には、持続可能な消費生産形態を確保するって項目があります。
持続可能な消費と生産とは、「より少ないものでより多く、よりよく」を意味するそうです。大量生産の時代から脱却して、環境問題に取り組む各企業さんの努力には頭が下がりますけど、やたらとタイヤの種類が多過ぎる感じが否めないんです。

 

その分、コストもかかるのだから生産体制を集中した方が良い様な気もするんですけどね。。。単純に考えると、種類が多いって事は、上記の項目に引っかかるのでは無いの?って思ってしまうのですが・・・どうなんでしょうか?

 

そもそも、種類が多過ぎてどれを選べば良いのか分からなくなってみんな迷うし、何ならタイヤなんか黒くて丸ければどれも同じだろ?どうせ消耗品だし、安いので良いじゃん!って流れになるのでは無いかと思うんです。

 

確かに、タイヤは消耗品です。黒くて丸ければ同じに見えますが、車の部品の中で、唯一、直接アスファルトと接する部品です。高速道路での接するのも、タイヤが車を支えています。

 

この部分は、安全性にも重要な役割を担っています。運転している人は元より、同乗している大切な人の安全性も担っています。だからこそ、タイヤ選びは慎重に選んでもらいたいし、移動する空間スペースも快適に過ごしてもらいたいとボク自身は願っています。

 

ボク自身は、この業界に身を置いて20数年の月日を過ごしてきました。水道の蛇口を捻ると水が出るのが当たり前と感じる様に、自分の生活にタイヤが関わっている事が当たり前の感覚になっていますw

 

せっかく同じお金を使うのだから、少しでも長く使って快適に過ごして頂きたい。そうする事で、家族や大切な人との想い出も沢山つくる事が出来るだろうし、車にも愛着が湧くと思うのです。

 

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪

 

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