これからの季節、バーストする率が高くなります!
タイヤの空気圧は、自然に少しずつ減ります。それに気付かずに走ると、バーストする原因になるんですよ!
こんにちは
タイヤ・コーディネーターこと、まさTYREの田中です♪ (・∀・)ノ
これから気温が高くなる夏に向けて、タイヤに纏わるトラブルが1番多い季節になります。最も多いのが、高速走行中に起きるバーストなんですね。
特に、大型トラックなどの重量級の車両では、頻発する事が多くなります。でも、それはトラック系統だけに限らず、乗用車でも起こりうる出来事なんですね。
バーストする最大の原因は、
〝 空気圧不足 〟
が、最も多い原因となってます。じゃあ、なぜ空気圧が不足するのかと言うと、タイヤの空気はゴム表面を通過して、自然に外に漏れ出すんですね。
およそ1ヶ月で、0.2~0.3kPa 減ります。これが何ヶ月もの間、タイヤ点検する事無く放置した状態で乗っていると空気圧が減っていますので、場合に因ってはバーストを招く要因となります。
高速走行中にバーストするのが1番怖いですから、空気圧点検をしてほしいんです♪
街乗りでのバーストするってのは、それほど見かけませんし、レスキュー要請を受けた記憶がありません。寧ろ、街乗りで多いレスキュー要請はバーストしたと言うより、タイヤの側面を縁石に引っ掛けて穴を開けてしまった・・・そういったパターンが多いですから、運転には注意してくださいね♪
街乗りだと、車速はそれほど高い速度域では無いですよね。だいたい、車速にして60~70㎞/hの範囲だと思います。仮に、この範囲内でバーストが起きたとしても衝撃は知れています。でも、これが高速走行中だと車速も倍の速度域ですので、バーストが起きた時の衝撃はすさまじいものがあるんですね。
速度域が高い高速走行中にバーストすると、一瞬にしてタイヤの形が破壊されてタイヤは粉々になります。4輪で車を支えている中で、たった1本無くなってしまうだけで車はたちまちにバランスを失います。
それは大きな事故にも繋がり兼ねない危険を秘めていますので、高速で移動される前には、タイヤの空気圧点検を必ず実施してもらいたいのがタイヤ屋からの本音でもあります。もし、高速走行中にバーストが起きたら、焦らずに速度を落として安全な路肩に止めて、ガードレールの外で退避してくださいね。そして道路公団に連絡して、道路公団からの指示に従ってくださいね。(でも、絶対に誰もがビビると思います。)
空気圧調整をするだけで、良いことが増えます♪
ボクら、タイヤを取り扱うタイヤ屋さんは、何度もしつこいくらいに『月に1度で良いので、空気圧の点検をしてくださいね!』って言ってます。現に、ボクのブログを読んでくださってる方も、「また、それかよ・・・」と思われるかも知れませんが、それだけ思われても、実際はなかなか空気圧点検をされている人は少ないんですね。
ボクのところでタイヤ交換されたお客さまでも、点検を実施される事を忘れてしまってる方が少なくありません。その度に、オイル交換やローテーションで預かった場合は、常に空気圧点検をさせてもらってます。
空気圧を規定値に調整する事でメリットが増え、デメリットが減ります。どんなメリットがあるのかと言うと、
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ハンドルが軽くなる!
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乗心地が良くなる!
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燃費が改善される!
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バーストに遭う比率が、愕然と減る!
この様なメリットが、あります。多分、真っ先に感じられることは、1.のハンドルが軽くなった事に気付いてもらえると思います。空気圧が適正値であれば、これほどに違いを体感してもらえるんですね。そして何よりも、4.のバーストに遭う確率が減るって事が最大のメリットです。
楽しみにしていたお出掛けも、何かのトラブルに遭ってしまうと台無しになります。そうならない為にも、普段から簡単に出来る点検で出来る予防策を実施されていると、この様な出来事とも無縁になりますので是非タイヤの空気圧点検を実施されてくださいね♪