仕事を覚えるには、『教え方』と『教わるって気持ち』が大事♪

2016-07-29

基本を教えるって事について、思う。昔、あった経験談。

こんにちは
タイヤ・コーディネーターこと、まさTYREの田中です♪ (・∀・)ノ

 

先日、前職時代の後輩クンから、久しぶりに連絡があったんですね。県外に転勤で移動してたのですが、この度、どうやら地元に戻ってくるとの嬉しい報告があったんです♪

 

彼はボクが在席していた中で、唯一の後輩にあたるコなんですね。ボクが在席して間は、不思議と何故か新卒のコを採用していませんでした。だから、自分にまさか後輩が出来るとは思っても無かったんですね。彼の身内にタイヤ関連の方が居るそうで、その関係もあってボクと同じ会社に入社して来ました。

 

彼は、確か短大卒で入社したハズです。(高卒では無かった様な・・・w)
新社会人となった彼を待ち受けていたのは、とても残念な先輩方達の洗礼だったと記憶しています。イビリとかイジメとかでは無いと思うのですが、おそらく教育係りで就いた先輩の教え方が ヘタ だったんだと思うんです。(誰だったかは、忘れたけど・・・)

 

新人さんが入社した場合、先輩が仕事の手順やら段取り等を教えると思うのですが、結構、雑な教えられ方をしていたのか、結構な確率で怒鳴られたりしていたと聞きました。そう言った日々が続いていたと記憶しています。当時、彼が入社した頃は、同じ市内に営業者が2拠点あったんです。ボクと彼は、それぞれ違う拠点に在席していたので、最初の頃はそれほど頻繁にお互いの顔を合わす事はありませんでした。

 

それでも営業所間での在庫するタイヤの貸し借りの引取りで、新人の彼がボクの居る営業所に来る様になり、彼と親しくなったんですね。でも、彼は最初、すごくビクビクしている印象でした。余程、きつく当たられていたのかな?ってのが、最初の印象にあります。その後、営業所の統廃合の関係で、同じ営業所内で仕事をする様になり、更に彼との親交が深まって行きました。そして、ある日ボクは彼をメシに誘ったんですね。そこで彼の思いや、考えなどを聞いて、翌日から彼に出来そうな事を教える様にしました。

 

1人立ち出来ていない新人の彼の主な仕事は、お客さんの所へタイヤを配達に行く事が主な仕事でした。地元出身とは言え、短大は他所の地区の短大だった事もあり、市内の地理にも疎い感じでした。だから、彼のペースに合わせて配達先を念入りに教えて、届けた際には声をかけて帰る、何か作業していたら帰社するのが遅れても良いから一言だけ「何か手伝える事、無いですか?」と言う・・・等々、色んな事を教えてました。

 

そうする事で、先ずは彼の事をお客さんに覚えてもらう事に専念させました。お客さんと親しくなれれば、仕事も楽しく思えるようになります。仕事が楽しいと感じる様になると本人のやる気も変わって来ますよね。だから、ボクは、彼に出来る事を伸ばす様にしたんです。

 

 

仕事を教える時は、やり方だけでなく、その理由も同時に教える事が大切だと思う。

最近の事ですが、今年も色んな会社さんで新人さんが入社して来たと思います。ボクの取引先でも、何名かの新人さんが入社されて頑張っている姿を見ていると、みんなフレッシュでいいね♪ なんて思わずにはいられません。(笑)

 

そんな中、あるメーカーの営業マンが新人さんと同行で来られました。その時に見た光景に、人を育てるには、やり方だけを教えていたのではダメじゃないのかなと思う気付きがありました。そんな事を不意に思ったのですが、それをFaceBookにアップしたんですね。

 

image

 

ほんと、単純に自分がその日に思った事をアップしただけなので、誰も反応は無いだろうと軽い気持ちでアップしたんです。(笑)すると、何人かの友達がコメントをくれました。

image image

 

 

そのコメントの中に、ボクが最も納得した言葉が〝 教わる気持ち 〟です。これって確かに必要だなと思ったんですね。

 

上手な先輩や上司は、〝 やらせ上手、褒め上手、叱り上手 〟と言うのを聞いた事があります。(怒ると叱るの意味も、違いますよね♪)
いくら教える側の人が真剣に取り組んでいても、相手側の人にその気持ちがなければ伝わらないと思うんです。要するに、〝 教わる側の本人のやる気 〟ですから、教える側と教わる側の双方がリンクしていなければならないんだと改めて思いました。