走る事の〝 愉しみ 〟を知っている人は、どこまでも走りたくなるんです♪
2016-09-22
本当の意味での〝 走る 〟ってのは、決してスピードを出して走る事では無いと思う。
車好きな人の中に、〝 どこまでも、遠くまで走しり続けたくなる♪ 〟って気持ちをお持ちの方がいらっしゃるんですね。それは何かが目的とか、どこかに行く事が目的って訳でも無く純粋に走り続けたいって想いが自分の体の内から湧いてくる気持ちが原動力となっているんだと思います。
どうも、こんにちは。
タイヤ・コーディネーターこと、まさTYREの田中です♪ (・∀・)ノ
ボクが学んでいるエクスマの先生に、結構な移動距離をいつも愛車と共に移動されている先生がいらっしゃるんですね。その方は、九州の長崎県在住のまちゃさんこと平松泰人さんです。
愛車は、マツダのアテンザワゴン。今、絶好調に売れているクリーンディーゼル車。フル満タンで走行距離は約1,000㎞(厳密には、実走値で900㎞前後)ほど走れる車で、九州の長崎県から本州に向けてあちらこちらを走られています。(←まちゃさんの車両は、ガソリン仕様です。ご本人からのコメントを頂いたので、加筆します♪)
あ、でも毎回移動が車ってワケでは無いんですよ。車で移動したり、飛行機や新幹線などの交通機関を状況によって使い分けられています。
そんな、まちゃさんのFaceBook投稿を見ていると、時折、愛車との様子を見せてくれる事があります。つい先日も20分のイベントに参加する為に片道10時間かけて長崎から岡国(岡山国際サーキット)まで愛車と共に参加されている様子を見ていると、本当に車が好きな方なんだなって思うんですね。
ボクが思うに、同じ車が好きな人にも色様々なジャンルがあって、一括りには出来ない部分があるんですね。純粋に車が好きな人、カスタムする事を重視されている人や、コレクターとして複数台の車両を所有されている人と、その存在は色々と居たりするんですね。
でも中には、カッ飛ばして走るのが好きな人も居たりします。こっちの田舎町でも、狭い県道や高速道路を甲高い音ともにアクセルを開けて走っている人を見かけます。勿論、それほどアクセルを踏み込んでも、大丈夫だろうと本人は意識しているのだと思いますが・・・
本当に車が好きな人ってのは、それとはちょっと違うとボクは思うんですね。
以前、お客さんからの問合せに、レーダーを取り付けてくれないか?と依頼があったのですが、ボクはその作業をお断りしました。その理由は、その方には必要の無いアイテムだと判断したからなんですね。実際に、運転操作が不安定な感じがあったので、制限速度を守る事でご自身の安全性を重視して欲しかったからなんです。
時々なのですが、〝 走る 〟って事の意味を勘違いされている方がいらっしゃいます。
〝 走る 〟って言葉の解釈度が自由過ぎるのもあると思いますが、〝 走る 〟って言葉本来の意味は、単にスピードを出す事では無いんですね。
それは〝 走る 〟ってのではなくて、単純に〝 無謀 〟な行為だと思います。
ここの解釈を間違えてしまうと、大変な事になると思うんです。
自身が気に入っている車だと、どんなに遠くても〝 愉しめれる時間 〟に変えられる♪
これはボク自身の勝手な分析になるのですが、まちゃさんに限らず、車が純粋に好きな人だと、〝 どんなに遠くても、走っていても飽きない 〟と思うんですね。
ボク自身、20代の頃や30代の頃は、そういった人物でした。
自分の好きな車種が手元と好きな音楽(←ここ、大事♥)さえにあれば、どこに行くのでも長距離運転は平気でしたね。
それを実現するには、勿論、車の性能が大きく関係する事でもあると思います。車から出力されるエンジンパワーがそれなりにストレス無く吹け上がる、或いは、下からトルクがあってアクセルを踏むとスムーズに駆け出してくれる車であったり、乗心地の良い足回りであれば運転中に疲れを感じる事はありません。
そういった〝 相棒 〟とめぐり会えれば、どこまでも走り続ける事が苦にもならないし、寧ろ、その時間さえもが〝 愉しみ 〟の時間にさえ変える事が可能だと思うんですね♪
最近では、ドライバーや同乗者を事故から守る安全面や便利な機能を搭載した車が多く販売されています。高出力を発揮する車よりも、地球環境に配慮したエコカーであったりと各自動車メーカー、試行錯誤をしながらリリースされています。
ボク自身が気に入って乗っていた車を所有していたのは、もう20年も前まで遡らなければなりません。(笑)
それくらい昔の話になってしまいますが、正直、ここ最近と言っても、10年くらいの広いスパンで見た車の中で、〝 自身が所有してまで乗り続けていたい 〟と思える車が無いんですね。それだけ、今の車に魅力を感じなくなってしまっているのもボク自身の本音でもあります。
車の魅力って、色々あると思う。その中で学ぶ、エクスマ思想の意味。
車に関して書いてきたのですが、車に求める要求は人それぞれあると思います。
独身の人と、家族持ちの人の求める事が一致するかと言われれば、被る部分は多少あれどその方向性には大きな違いがあると思います。
若い人と、年配の人の趣味嗜好が合致するかと言えば、ここも違って来ると思います。そして、自動車メーカーもそれらの要求に全て合わせるのは無理がありますよね。だから、どの自動車メーカーも当たり障りの無い似たような車をデザインして、リリースしているのかなと思います。
これって、エクスマで学ぶ〝 商品のコモディティ化 〟を表していると思うんですね。
コモディティ化とは・・・
コモディティ化は、市場に流通している商品がメーカーごとの個性を失い、消費者にとってはどこのメーカーの品を購入しても大差のない状態のことである。
※ 引用先 ウィキペディアより
この様になるには、幾つかの要因が大きく関連しています。時代の変化だったり、経済の変化であったり、環境の変化であったりと様々な要因が考えられるし、一概にそれらが悪いと言うつもりでは無いです。
それだけ物質社会が、飽和状態になっている事。製品の質が、それぞれのカテゴリーの中で成熟し切っている事が言えると思うんですね。その中で、選ばれる存在である事が大事だと教わりました。
コモディティ化しても、選ばれる独自の価値が必要な時代が来ていると先日のセミナーでも学びました。その事を自分が携わる世界に置き換えて見ると、こういった事を意味するんだなと実感します。
タイヤに関しても、それは該当する事です。沢山の専門店、量販店、修理工場がある中でボクの工場〝 まさTYTRE 〟を選んでもらう価値は何なのか?
そこを最も重視しながら、自分の好きな事と絡めて愉しんで仕事に励みたいと思います。
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