大阪オートメッセで見つけた!もう1つの、気になるタイヤ!
2017-02-14
新興国系タイヤ勢の勢いが、止まらない時代になりました!
遊びの様な仕事、仕事の様な遊び!
これを基本軸に、大阪オートメッセに行ったレポートの第二弾になります。
こんにちは!
砥部町高尾田でタイヤとホイールの販売をしています、タイヤ・コーディネーターこと、まさTYREの田中です♪ (・∀・)ノ
大阪オートメッセで、新しく取扱うタイヤのお話を伺いに行って来ました。それに加えて、オートメッセで展示されているアイテム類の情報収集活動も兼ねて各ホールを視察しました♪
上の写真にあるインテは、外国人の人にはウケが良い作りですね♪
オートサロンと違いタイヤメーカーさんが出展される率は少ないので、各ショップさんの新作エアロやホイールの新作をチェックしておりました。
ゼスティノタイヤと言う、スポーツユーザー向けに展開されているハイグリップタイヤのお話を伺いに行ったのが本命なのですが、オートサロンでも感じたのは、ここ数年タイヤ業界にも新興国系のタイヤメーカーの進出が目まぐるしくなっているなと感じました。
国内のタイヤメーカーさんも、新商品の開発だったり発表であったりと各社それぞれに展開しているのですが、正直、市場の縮小化(人口減少や、それに伴うクルマ離れ)の影響を受けているのかなって感じました。その反面、アジア圏内のタイヤメーカーの進出が顕著に目立つ傾向にあると思うんです。(単純にD1GPのスポンサー名を見てても、特にその様な印象を受けますね。)
タイヤ側面が白くなっているホワイトリボンのタイヤを、見た事がありますか?
そんな中で、ホワイトリボン群の群れを発見してしまい、思わず、喰い付いてしまいました。(笑)
こちらは、中国からお越しののVITOUR(ヴァイツァー)と言うタイヤメーカーさんです。日本国内のタイヤメーカーでは、もう生産されていないホワイトリボンのタイヤが整列していて、ペイントしてるのかな?印刷かな?って思ってましたが・・・ 実は、金太郎飴並みのムクの白地素材だそうで、削っても削っても白い部分は白のままだそうです。
同じゴム製品の消しゴムが白色をしている様に、大昔のタイヤも元々は白色だったそうです。でも、強度上の問題があり、そこにカーボン(炭素)を加える事でタイヤの強度を向上させ、現在の様に黒色に進化したのが由来だそうです。
その後も、60年代~80年代までアメリカでは使用されていたので、アメリカ映画のワンシーンで見た事がある人も多いと思いますし、クラシックカーユーザーやカスタムカーユーザーの人には未だに重宝されているアイテムになるんです。
ただ、このホワイトリボン仕様のタイヤは、生産されているサイズ設定数が激減しています。バイク用のタイヤでは、一部まだまだ現役で生産されていますが、4輪用で残っているのは4駆用のタイヤで文字部分が白色のホワイトレター仕様が現存しているくらいです。乗用車用のサイズだと、並行輸入タイヤでミシュランから設定はあるかと思いますが、一般に入手するルートは難しいでしょうね。。。
現在では、側面だけをホワイト仕様にする場合はプリント(印刷)するか、ムーンアイズから汎用のカバーをリムに組み込む方法しか無いハズです。
プリントの場合だと、プリント代が結構な金額になります。かと言って、リムに組み込んでしまうと、エアー漏れの原因にもなりますので、どちらもリスクが高いんですね。
そんな点に着目したのか、ヴァイツァーさんからリリースされているタイヤは、12インチ~15インチまでそこそこの幅広いサイズ設定がありますので、選択肢の候補とするには良いかも知れませんね♪
タイヤの強度も、これまでの新興国系タイヤとは違ってサイド部分を中心とした剛性感はありましたので、強度の心配は無さそうです。何よりも、減りにくいのが最大のポイントだそうです。
減りにくいのを、専門用語では耐磨耗指数と表現するのですが、この数値を上げるとグリップ力が下がってしまうんですね。言わば、磨耗指数とグリップ力は、相反する関係にあります。
身近な例で言うと、スポーツ系のタイヤだとグリップする分、減りは早いのと同じ原理です。
この関係から、耐磨耗指数が高いとグリップしないとも捉える事が出来ますが、雨天の走行中に滑ったりすること無くグリップするので問題は無いです!とは、ヴァイツァージャパンの部長さんの見解です。ぶっちゃけ、ここのタイヤを装着した事が無いので、ボク自身には何とも分からないのが本音です。(苦笑)
グリップ性能云々も気になるところですが、個人的にイメージしたのは、ホワイトリボンやホワイトレター表示のタイヤを使って、タイヤ外形や荷重指数で調整しながらカスタマイズ車両の足元を彩るのも面白いなって思いました♪
後日、こちらの営業さんが西日本を回る予定なので、この日は部長さんと名刺交換をさせて頂いております。それから正式な展開になると思いますので、決まり次第またお知らせさせて頂きますね。
いやァ~、しかし世界にはまだまだボクの知らないタイヤが存在するもんですねェ~♪
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