タイヤチューブって、知ってますか?
その昔、タイヤチューブってのがありました。
タイヤ・コーディネーターこと、まさTYREの田中です♪ (・∀・)ノ
今朝、懐かしいと感じる事にであったんですね。それが、
これ、一般の方には無縁の代物ですが、(ちょっと前までと言っても、10年もそこも昔の話ですが… )は、大型トラックやライトトラック系にはデフォルトで当たり前の付き物でした。
今でこそ、大型トラックやライトトラック系の車両もチューブが無くなって、チューブレス化になってるんですね。チューブレス化になったので、タイヤ交換をする際の作業効率は、格段に向上しました。体の負担も軽減されるので、一石二鳥です。
でも、このチューブの存在が今では、
愛され続けれた、古チューブの活用法
チューブが全盛期の頃は、タイヤ交換と共にチューブを一緒に交換する事もありました。それは、チューブもゴム製品ですので経年変化が理由でゴムが伸びてしまう事があるんです。
伸びてしまったチューブをそのまま使い続けると、パンクする原因にもなるのでそれを未然に防ぐ為に交換してました。
で、それまで使っていたチューブは、廃棄するか、ゴムロープとして輪切りにされて廃品活用されてたんですね。
ゴムロープとして活用する方法は、農家のおじ様や、特に、運送関連のお仕事をなさってた方に大変重宝されてました。トラックの荷台に荷物を積み込み、その上から幌を被せます。そして、その幌が走行中に飛ばない様に古チューブを使ってゴムバンドとして留めるアイテムに活用されてました。
更には、ボクが子供の頃には夏場の海水浴場に行くと、中古のタイヤチューブが浮き輪として貸し出されていたのを覚えてます。
その中には、チューブのパンク修理をしたのであろう部材を貼り付けて修理した物がありましたね。これは、ある意味でロシアンルーレット的な感じだった事を思い出します(苦笑)
当時は、あれほど沢山あったチューブだったのですが、時代の流れと共に今では希少価値を発揮しているんですね。さっきも書きましたが、大型トラック系のタイヤがチューブレス化になったので、中古のチューブがタイヤ屋さんから無くなってしまったのです。
今でも時々、運送関連の方や農家のおじ様方が古チューブをくれないかと言われる事があるのですが、もうそういったのが無くなってしまったんですよね。無いのだから、仕方なく新品のチューブを買って切ってしまうなんて事をされる方は少ないですが、中には、その様な強者の方もいらっしゃったりします(苦笑)
今朝の作業をしながら、ちょっと昔懐かしい時代があったよなって思い出したブログでした♪