仕事に対する、ボクの考え方

商売に、大きいも小さいも関係ない!

こんにちは

タイヤ・コーディネーターこと、まさTYREの田中です♪ (・∀・)ノ

 

〝 商売に、大きいも小さいも関係ない! 

この言葉、大阪でカスタムショップを経営されているK社長からかけて頂いた言葉で、ボクに大きく響いた言葉です。以前、K社長のところで取扱いされているアイテムを仕入れしたくて、問合せをさせてもらったんですね。ボクのところとは遥かに商売の規模が違うので、新規での問合せをした時は、まともに相手にしてもらえるのか不安でした。

 

と言うのも、何社かアフターパーツメーカーに問合せをした時に、そのままスルーされた経験があるので・・・(笑)
ところが、K社長は快く 『取引きOKですよ♪』 と仰ってくださり、その上さっき書いた言葉を送ってくださいました。

 

個人事業主として商売をやっていると、過去に組織で働いていた時と比べて細かいところが見えて来て、着目する視点が変わって来ました。そして、お客さまとの会話や仕事に向き合う自分のスタンスが、よりシビアに肌で感じ取る事が出来きます。逆に言えば、そういった事が自分で商売をしていく上での 〝 醍醐味 〟でもあると言えます。

 

そういった経験をしているから仕事に向き合うスタンスが低い方と一緒に仕事をすると、モチベーションが下がったり、ちょっとイラっとする事があるんですね。まあ、そういったモチベーションで仕事されている方の大体は、嫌々仕事をされているので伝わってくるのですけどね。。(苦笑)

 

 

 

会社員さんでも、自営業者さんでも、目を向ける場所は同じな筈♪

何かしらの商売(仕事)をしているから、ボク達はみんな毎月〝 給料 〟を頂けてますよね。それは会社員の方でも、自営業者の方でも変わりませんよね。その給料の出所は、一体どこから来てるのでしょうか?これを時々、大きく勘違いされている社会人の方を見かけます。

 

社会に出てから、ボクは職人肌の人に今の仕事に関する “いろは” を教わりました。結構、スパルタの人でした(笑)
『仕事は、目で見て覚える事も大切!』
『どこに行っても、恥ずかしくない仕事をしろ!』
『作業服を汚すのは、誰にでも出来る。作業服が汚れない様に、仕事をしろ!』
そういった事を、若き日のボクに教えてくださいました。加えて、前職の社訓にも、

『当たり前の事が出来て、当たり前』

と教えられました。

 

それらの教えが今のボクの基本形になっているので、それが無意識に当たり前の感覚になっている部分があるんです。でも、この当たり前って感覚が、やはりと言うか、当然、人に因っては違ってくる部分でもありますよね。ボクは、あまり意識してはいないですが仕事をする上で、

最低限の当たり前の事は、出来て当たり前だと思ってます。

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その当たり前が出来ていて、初めてお客さまからお金を受け取れるのだと思うんですね。
(まあ、その最低限の当たり前って部分が、人に因っても違うのですけどね・・・ 笑)

 

これまでにも、他の業種の方で手抜きの作業をしたりして、お金を受け取っていた光景を見てきた事があります。バカまじめに仕事をやれ!とは言いませんが、そういった仕事をしていて自分が恥ずかしくないのかな?って思った事が度々あったりします。

 

ボクの仕事で例えると、

  • 新品のタイヤを組む際に、ビードクリームを塗らずに新品のタイヤを組んでビード部に傷をつけたり・・・
  • エアーバルブを交換しないままタイヤを組んだから、後日にエアー漏れを起こしたり・・・
  • ホイールの締め付けトルクを確認しないまま納車して、ナットが外れたり・・・

どれもこれもタイヤ屋としては致命的な事ですが、そういった事が最低限の当たり前をやってなければ現実に起こりうるのかなと思います。

 

手抜きの作業うんぬんとか言っても、同業者でない限りはその本質は分からないと思います。或いは、過去にその職種に従事していた人でないと分かりませんよね。仮に、手抜きの作業をしても、お客さまにはバレないでしょう。だって、その世界を知らないのだから分かりませんよね?

 

でも、お客さまは満足された、納得されたからお金を支払ってくれるのですよね?満足されていない、或いは、納得されていない状態で請求すると、それはクレーム問題にも発展すると思います。
逆を言えば、自分がお金を支払う時に、その仕事内容や商品に対してお金を支払いますか?ってことを考えて見れば、提供する側の 最低限の当たり前ってどんな事を意味するのか が分かるのではないかと思います。

 

目の前に居るお客さまに向き合って仕事をする事って、特別に難しい事でも何でもない事だとボクは思います。それがネットからの注文であって面と向かって見えない人でも、お金を頂く以上は、〝 当たり前の事を、当たり前にするの至極当然 〟ではないかなと最近、つくづく感じる事です。