毎年タイヤ屋さんが、気にするこれからの事情。その気にする事情とは・・・
2016-10-28
タイヤ屋さん、あるある辞典。これからの季節、この業界の思惑と実態とは？
こんにちは！
タイヤ・コーディネーターこと、まさＴＹＲＥの田中です♪ (･∀･)ﾉ
昨日、ある異業種の方とお話をしている中で、これからの季節に決まってこういった事を尋ねられるんですね。それが、
『田中さんの業界だと、これから雪のシーズンで忙しくなるんでしょうかねェ～？』
えぇ～、もう毎回どこに行っても聞かれる事なんですが・・・ それは、これからの季節的にもスタッドレスタイヤのシーズンで忙しくなるだろうね♪って事を意味し、そうであってくれと願ってくれているんですね。ありがとう♪（笑）
えっと・・・気にかけてくださるのは、すごく嬉しい事なんですがね。ボク自身の本音をぶっちゃけるとですね・・・
そんな自然相手の出来事だから、先の事なんて分かんないよーーーー！！（笑）
って事を感じてる今日この頃です。（苦笑）
タイヤ業界では、新商品のスタッドレスタイヤを真夏の頃にリリースされています。
アパレル業界では季節を先取りした商品群を取り扱っているそうです。例えば、今の季節だと秋なのに、アパレル業界ではもう来年の春物とか夏物の商談会や展示会等があったりとか・・・そんな記憶があります。（違ってたら、ゴメンなさい！）
そして、タイヤ業界でも似た様な感じの部分もあるんですね。さすがに、この業界ですと夏タイヤと冬タイヤの製品しか存在しないので、アパレル業界ほどの四季を通じた商品群はありませんが、タイヤ業界で言いますと真夏の８月に各タイヤメーカーが、その年の冬に向けた新商品のスタッドレスタイヤを発表して市場にリリースを始めるんですね。
ただ、北海道や東北地区などの毎年雪が降る降雪地区なら、スタッドレスタイヤの動きも活発になるのですが、いかんせん、ここ四国ではそれ程の活発な動きになる事は稀でしかありません。だって、あまり雪が降らない非降雪地区ですもん♪（泣）
ましてや、地球温暖化と騒がれている昨今ですので、毎年雪が降るのやら降らないのやら、毎回ドギマギしながら冬の訪れを待っているのが、非降雪地区のタイヤ屋さんの正直な心境では無いでしょうか？（苦笑）
一部で聞く都市伝説的な存在の話、 “ カメムシと冬の関係 ”とは？
こんな都市伝説的な話が、ボクの回りで囁かれる事があります。それは、農家の方経由でよく耳にする情報なのですが、
『カメムシが例年より大量に発生すると、その年の冬は雪が降る！』
『今年の夏が暑過ぎたから、今年の冬は雪が降るぞ！』
最早、この都市伝説的な情報を何度と無く信じきった事でしょう・・・（泣）
後者に至っては、年々気温が上昇しているのもあって当てにもなりませんし、信じてもいません。（爆）
どちらも科学的な根拠は不明ですし、客観的な証拠も無いと思います。あるのは、農家の方の長年の、 “ 勘 ” だけか、“ 感覚的な物 ” では無いのかと思えるくらいの勢いです。（笑）
ただ、そうは言っても直近で過去４年以内の大晦日を挟んだ前後10日間では、四国でも山間部を中心に積雪があったりしています。そして、そのまま１月から２月にかけて何度かは降雪があるのも事実です。
特に、松山地区を中心に見た場合、高速道路が直ぐに通行止めとなるケースが多く見受けられます。川内インターから丹原・西条の区間であったり、伊予インターから大洲区間等は、よく通行止めになっています。
また、他の四国の高速道路でも、三島川之江JCTを中心に高知方面の新宮、徳島方面に向かう池田方面等の区間は積雪による通行止めになっていますので、この区間を通行される事が多い方はスタッドレスタイヤのご準備をお忘れない様にお願いしますね♪
個人的には寒いのは苦手ですが、商売的には寒くなってもらわないと死活問題に直結し兼ねない事情がある冬のタイヤ屋さん事情。何だかんだ言いながらも、今年の冬も降雪を願わずにはいられない季節がやって来ました。そんな季節の変化を、楽しみながら過ごして行きたいですね♪
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