タイヤの破裂に、ご用心!
日増しに、日中の気温が高くなる今日この頃。暑さに気を付けるのは、人様だけでは無いんです。タイヤも、暑さの影響が及びます!
こんにちは
タイヤ・コーディネーターこと、まさTYREの田中です♪ (・∀・)ノ
昨日のお預かりした車両のタイヤが、危機一髪状態だったので今日のブログは、その事について触れました。
古くなったタイヤや、空気圧不足が招く危険度
これから気温が高くなる季節は、日中の太陽に照らされた道路の路面温度も上昇するんですね。で、路面温度が上昇すると、タイヤにも熱の影響が及びます。
どんな事が影響するかと言うと少し専門用語が混じりますが、先ずタイヤ内部でトレッドゴムとベースゴム間で剝離が起きます。専門用語では、これらの症状をセパ、若しくは、セパレーションと言うんですね。
その症状としては、ハンドルや車体に 振動 として現れます。見た目では、タイヤの表面が膨れた感じになります。そして、最悪はこの画像の様に、破裂してしまいます。
この様なセパレーションが全てのタイヤに起こりうる言うワケではありませんが、特に注意が必要なタイヤは・・・
- 空気圧不足のタイヤ
- 1㌧クラス以上の、トラック系車両
- 製造年月日が古い、タイヤ(乗用車クラス、トラッククラス含む)
これらに該当するタイヤの場合は、要注意が必要なんですね。
これは、あくまで理想論ですが新品のタイヤを使い切る期間は、装着してから3年 ~ 4年以内が理想なのですが、でも人に因っては年間の走行距離が異なりますから一概には言い切れませんね。
だから、これらの症状を防ぐには次に挙げる事を実施されると、心配なく使い続けられますので参考にしてくださいね♪
空気圧を適正値に調整して、タイヤのコンディションを維持する!
製造年月日が古いタイヤは交換されるのが望ましいのですが、月に1回で良いので、空気圧の確認を実施してください。 空気圧を適正値に保つ事で予期せぬトラブルを回避して、快適に車がある素敵なカーライフを送る事が出来ます。
空気圧を調整する際には、各車両の運転席側のドアを開けたボディーパネルにスッテカーで表示されていますので、その数値に調整します。ステッカーの表示場所や空気圧に関しては、過去のブログにも書いてますので参照してくださいね。
もし走行中に何かの異常を感じられた場合は、近くの量販店やタイヤ専門店、車検整備のメンテナンスを受けられている自動車修理工場等でタイヤの点検をしてくださいね。怪我や事故が遭ってからでは遅いので、お願いしますね!
空気圧が不足(減る)と、タイヤに負荷がかかり過ぎて異常変形するだけでなく、乗心地が悪くなったり、燃費が悪くなります。加えて、最悪の場合はこの様な状況を招きますから、ボクたちタイヤ屋さんやタイヤを取り扱っているお店では、口癖の様に
『月に1回で良いので、タイヤの空気圧点検をしてくださいね!』
と、お伝えしている理由がここにあるんですね。
本格的な暑い夏はまだ先ですが、その前に梅雨の季節があります。これはこれで、磨り減ったタイヤだとスリップする危険がありますので、タイヤの点検が大事になって来ます。
ご自身の愛車のタイヤの状況が分からない場合は、お気軽にご相談にいらしてくださいね♪