徳島阿波踊りを観に行って感じた、日本の夏の良さ
2019-08-17
ポートレート撮影の練習も兼ねて、今年も阿波踊りを観に行きました♪
こんにちは!
砥部町高尾田でタイヤとホイールの販売をしています、タイヤ・コーディネーターこと、まさTYREの田中です♪ (・∀・)ノ
今年も本場の阿波踊りを肌で感じたいのと、ポートレート撮影の練習をしたいのもあって、四国の夏祭りの一つでもある徳島阿波踊りを観て来ました。
記憶に新しいところでは、前年度は開催目前にして阿波踊りの名物でもある総踊りが中止になった事で話題になりましたが、今年は何事もなく無事に開催されました。
ただ、例年通りならお盆の期間中である8月12日・13日・14日・15日の4日間の日程で行われるハズだったのですが、今年は台風10号の影響で12日と13日の開催だけになってしまったのが残念です。。。
午後18時になると、市内4ヶ所ある有料演舞場と3ヶ所ある無料演舞場で一斉に演舞が開始になり、一気にお祭りムードが開放された感じに包まれます。
古き良き日本の夏を感じさせる雰囲気と、令和の新時代が交差する場所
2年続けて阿波踊りを観に行ったのですが、そこで感じたのが 昔ながらの伝統的な日本の祭りと新時代の訪れが交じり合う世界だな と思ったんです。
江戸時代から続く盆踊りがルーツとなっているそうで、江戸時代 → 明治時代 → 大正時代 → 昭和時代 → 平成時代 → 令和時代と受け継がれて来たこの踊りにも、時代の流れを感じさせる踊り子連が増えているなと思ったんです。
その新時代の訪れを告げるのが、正調派から派生した苔作調と呼ばれる鐘と太鼓のリズムだけで激しく奏でる連の姿が増えたかなという印象を受けました。
基本、阿波踊りのリズムは三味線と笛、鉦、太鼓の鳴り物隊が織り成す2拍子のおはやしに乗せて踊り、それらは正調派と呼ばれています。方や、苔作調は打楽器の太鼓のみの構成で、1拍子のリズムで激しく打ち鳴らすのが特徴なんだそうです。
調べてみると苔作調も50年前から存在するそうで、「 苔が生えるまでに共に踊り続けよう一生を。棒に悔いなし阿波踊り 」との思いから名付けられたのが由来だとかで、太鼓を激しく叩きながらリズムを作る分、踊り方もそれ相応に激しく踊るのが特徴的です。
そうしたスタイルは阿波踊りの異端児とも呼ばれたりストリート系とも称され、今の若いコ達を中心に人気となっているそうで、たまたま去年よりも目撃する回数が多かっただけなのかも知れませんが、今年は至るかしこで苔作調の踊り子連を目にした様な気がしました。
県外人が観る阿波踊りの魅力!
同じ四国在住のボクですが、県外在住者が見て感じる阿波踊りの魅力は、昔ながらの古き良き時代の日本の名残をまとっている点では無いかなと思うんです。
とは言っても、昭和生まれのボクが感じただけなのかも知れませんし、平成生まれの若い人たちからすれば昭和の時代を知らない世代ですし、昔ながらの雰囲気をダサいと感じるかも知れません。
ただ、日本古来から受け継がれて来たこのお祭りの魅力とは、2拍子が奏でる “ ぞめき ” のリズムがベースに合って、しなやかに優美さを兼ね備えた女踊りと、勇ましく踊る男踊り、この3つが合わさって魅了されるのでは無いかなと思いました。
総踊りに関しても、有名踊り子連が一糸乱れぬ踊りが圧巻で人気になる理由も分かる気がします。
更には、阿波踊りの魅力として圧巻の総踊りが終わると、各地でそれぞれの各踊り子連特有の 輪踊り が始まる事もあります。この輪踊り、本番の演舞場での踊り方とは違って、踊り子のみんなが自由に愉しく踊る姿に好感を持ちました。
今年は、台風の影響もあって演舞終了後の輪踊りがあったのかは不明なのですが、演舞場で披露される踊りは、多分プログラムの様な演目が決まっているのでは無いかなと思うんです。でも、それが終わった後の輪踊りには、アドリブの要素を含めた普段では観る事の出来ないめっちゃ愉しそうに踊る踊り子さん達の自由な姿が垣間見れる。そんな一面も含めて、阿波踊りの魅力の一つでは無いかと思うんです。
YouTube動画でもアップロードされているので、“ 阿波踊り 輪踊り ” と検索すると実際の動画を見る事も出来ます。
こうした日本の文化を、多くの人に知ってもらいたいのもあるし、海外の人にも誇れる日本の文化だと感じました。実際に、今年は踊り子の人の中に外国の人も踊っていましたし、去年は台湾からの団体客も観光に来ていました。
そうした昔から続く伝統文化を継承しつつ、世界にも発信しながら、より良い形でこれからも発展してもらいたいなと思えた夏の夜でした。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪
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