西日本豪雨災害

2018-07-14

友達が住む町が、豪雨の被害に遭いました。

こんにちは!
砥部町高尾田でタイヤとホイールの販売をしています、タイヤ・コーディネーターこと、まさTYREの田中です♪ (・∀・)ノ

 

先週末に、西日本各地を襲った豪雨災害。平成30年 7月豪雨災害が、「特定非常災害」に指定されましたね。全国各地で被災された方に、心よりお見舞い申し上げます。また、亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます。

 

昨日、彼らが住む町の復旧作業の手伝いに行ったので、その時に感じた事を書きます。

 

 

ボクの友達が住む南予地区を中心に、広範囲にわたって被害に遭いました。現地には、2人の友達が住んでいます。幸いにも、彼らは大きな被害に遭う事も無く、みな無事でした。しかも、奇跡的にとしか言いようが無いのですが、その内の1人はニュース報道になった町の中心部に住んでいるんです。

 

野村町では、町を象徴する乙亥会館と呼ばれる建物があります。その建物の屋根部分までもが浸水する被害に遭いながらも、彼ら自身、彼の家族も、何の被害もなかったのは、奇跡としか言い様がないなと思いました。

 

昨日あたりから、町の上流にあるダムの放流のあり方に議論がされだしてるのですが、当時の状況を中心部に住む友達が話してくれました。

 

あの日の早朝、町内の防災無線でダムを放流する旨の放送がされたそうなんです。放流開始時間は、午前6時30分。それまで30分の間に、各自避難所に移動してくださいと。。。

 

放送を聞いた直後に、彼は近くを流れる川の水位を確認しに行ったそうです。でも、もうその時点で町の主要道路にかかる橋の橋脚上部まで水位が上がっていたそうです。

 

その状態の上に、放流で水位が更に上昇したら完全に水没してしまう事を察知して、家族と近所の方々に声をかけまわって避難したそうです。

 

その彼が言うには、「 ダムが無かったら、もっと酷い状態になっていた 」と言います。それだけ異常な量の雨が、あの日の夜半から早朝にかけて降り続いた事を意味すると解釈しました。

これは、肱川上流にある鹿野川ダム。樹木の色が緑と茶色に変わっているのが、分かりになりますかね?

野村町では、被災して間もなくして電気が復旧しました。そのお陰で、現地の人から救援要請を各SNSを通じて知る事が出来ましたし、様々な救援物資も届く様になりました。でも、野村町に限らず被災された各地域で、まだ完全に必要物資が行き渡っていない地区もあるそうです。

 

昨日の段階では、野村町も水道設備が冠水した事もあって、水だけがまだ復旧していないんですね。冠水したあとで大変なのが、泥のかき出し作業や家財の搬出作業です。

 

ボク自身も、去年の台風で工場が冠水して、機材の一部がお釈迦になった経験があります。だからこそ分かるのですが、水が出ない事には洗浄が出来ないので瓦礫等の片付け作業も大変なんです。

 

水分を含んだペースト状の泥が建物内に入り込んでるから、先ずはこれをショベル等を使って除去しなければなりませんが、これをかき出すのが結構な体力を使います。加えて、昨日の天候も陽射しが厳しい炎天下の中での作業でしたから、暑さにも体力を奪われました。

 

幸い、野村町に関しては近日中に水道設備が復旧する目処が立ったそうですが、広島の呉や岡山の真備地区などの他県では、まだその目処すら立っていない所もある様ですね。

 

 

県内各地から、ボランティアの有志による活動が広がっています。各自治体の社会福祉協議会に連絡して現地に向かわれた方の話を聞く限り、現場での人員配置の振り分けにも苦慮されているそうなんです。

 

愛媛県内で、ここまで甚大な災害は滅多にないですから、それは致し方が無い部分もあるかと思います。各役所の人も初めての経験ですから、どう対応していくのがベストなのか分からないのだろうと思うんです。

 

昨日、友達と一緒に彼の自宅近く周辺を手伝っていたのですが、地元消防団の方達も同じ様な事を仰っていました。被災された方の要請で現場に駈け付けるけど、行政との連携が上手く機能していない面があると。

 

それだけに、今回の件に関しては、これまでに経験した事が無い出来事だった印象を受けました。

 

また別の住民の方からは、結構地元に住んでる方が精神的に疲労困憊しているとも言っていました。これだけの規模の災害ですから、全てを地元住民の方で処理するのは無理があります。ましてや、高齢の方が多く住む地区でもありすから、他の街からの応援要請を依頼しなければ、とてもじゃないけど処理の見通しすら立たないと思います。

 

その中でも、ボランティアで来てくださってる方々には感謝しつつも、後片付けの際に気をつけてもらいたい行動があるんです。それが、廃棄する家財や物品にしても、ご本人にとっては想い出の詰まった物でですから、取り扱いだけは気をつけてもらいたいのが本音でもあると仰っていました。

 

「 見ず知らずの方達が助けてくれるのは、本当にありがたい!感謝しているのだけれども、みんな結構参っていて、気が立っている節がある。水没した家財類を捨てるにしても、雑に扱われるのは良い気はせんのよね。 」
と言われていたのも、被災された方の本音でもあると思います。

 

 

友達が住む町だけでなく、広く西日本各地でこの光景が広がっている事だと思いますし、実際にここよりも状況が好転していない地区もあると思います。

 

各地にボランティアで参加されている方々の協力があってこそ、被災した地域の復旧復興につながると思うのですが、出来れば現地での復旧作業に携わる際に、取り扱いには少しの心配りをして作業にあたってもらいたいと思いました。

 

まだ明日も気温が高い予報が出されています。被災された方も、ボランティアで現地で作業にあたる方も、熱中症だけには気をつけてくださいね。

 

 

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪

 

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